Milindaの書斎

読んだこと、考えたことなどを書き留めます。外国語はたまに。

自分用メモ49  プロ倫


英訳版の『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』より。


複雑化した社会の一員になるには教育が必要で、教育には親の財力が必要です。それは現代でも、ウェーバーの時代でも、もっと大昔でも変わらない厳然たる事実なのだと思います。

…という話を自分用メモ47でしたのですが、ここでウェーバーは「他の要素も重要なのではないか」と言っています。

The explanation of these cases is undoubtedly that the mental and spiritual peculiarities acquired from the environment, here the type of education favoured by the religious atmosphere of the home community and the parental home, have determined the choice of occupation, and through it the professional career.

(これが1センテンス。長すぎ)


裕福な家に生まれたほうが有利なのは確かですが、親が何を学ばせようとするか、何を学ぶことを尊ぶか、によってもキャリアはだいぶ変わってくる。

財産という「外」にある要素だけでなく、人の内面が教育やキャリアに影響することもあるのではないか。内面の継承という要素も無視できないのではないか。
ウェーバーはそんな問いを立てています。