Milindaの書斎

読んだこと、考えたことなどを書き留めます。外国語はたまに。

自分用メモ29

日本語は述語優位の言語だ

とか

日本語には英語で言うような主語 subject はない、あるのは「主格成分」だけだ

とか、本には書いてあるわけだけども*1

でも、日常生活の中で話したり書いたりするときには「述語を先にこれに決めて、これに合う格成分が……」なんて考えているわけではないと思う。

例えば

私は昨日、六時ごろから八時過ぎまで、豊崎川の花火大会を見に行ったんですよ。

という発話があるとする(地名は架空)。

この時、話し手は述語が「見に行った」だと先に 意識しているわけではないし、「見に行った」に合う格成分がこれとこれとこれで……なんて考えているわけでもないだろう。

時系列的には 初めに発話される「私は」をやはり最初に思いついているのだろうし、最後に発話される「見に行ったんですよ」はやはり最後に思いついているのではないだろうか。

いや、しかしどうなんだろう。やっぱり先に「見に行った」という事態 が意識されているのだろうか。言語化される順番が一番後だとしても。

ダメだな。言葉の発生を言葉で考えるということがそもそも矛盾だし、言語学や心理学のきちんとした知識があるわけではないので、結局ただの屁理屈ごっこになってしまう。

*1:自分なりに単純化した言い方なので、専門家から見ると語弊があるかもしれません。