Milindaの書斎

読んだこと、考えたことなどを書き留めます。外国語はたまに。

自分用メモ20

 
(前書き)
 自分が主催する「赤毛の猟犬」というサークル名の由来を語ります。端的にいうと、私がたどり着いた「才能がない人なりの発想法」をそのまま名前にしています。


(本文)
 私は「赤毛の猟犬」というサークルを主宰しています(メンバーは私一人なのですが)。今回はその由来について書きます。

 赤毛の猟犬の由来は、『アイデア大全』という本に載っている同名の発想法です。
※話は逸れますが『アイデア大全』はおすすめの良書です。タイトルと装丁は軽薄そうなのに、内容はかなり本格的かつ具体的です。

 では、赤毛の猟犬とはどんな発想法なのでしょうか? 私なりの解釈も含めて、思いきって二段階にまとめてみます。
1.持っているデータ、資料の要約、やりたいこと、その他思いついたこと等を列挙する。できるだけ出し尽くすのがポイント。
2.列挙したものを眺める。このとき、無理にアイデアを捻り出そうとしないのがポイント。

 特に重要なのが2.だと思います。「赤毛の猟犬」はアイデアを出すための方法ではありますが、人為的にアイデアを捻り出そうとするものではありません。
 必要な情報、やりたいこと等をリストに出し尽くしたら、あとは「見直しているうちにアイデアが出るさ」くらいの気楽な構えで眺めます。意思を介在させてアイデアを出そうとするのではく、脳から勝手にアイデアが出てくる瞬間を待つのです。
 見直しは楽な気持ちでいい代わりに、リストはできるだけ網羅性の高いものを作っておきます。資料はできるだけ集めましょう。本当に使うかどうか、読みきれるかどうかは気にしなくていいです。「こんな作品を書きたいな」という妄想は、思いつく限り全て書き留めましょう。本当に実現可能かどうかは気にしなくていいです。とにかく後から何度でも見返すために、いま書き留めておくのです。

 以上の説明を読んで感じることは人それぞれだと思います。筋の悪いやり方だなあと感じる人もいるかもしれません。ただ、私にはこのやり方がピタリと合っていました。
 新しいアイデアは既存の情報を結びつけることで生まれるとはいうものの、意図的に情報を結びつけて面白いアイデアを出すには、よほどのセンスが必要だと思います。私にはとてもそんなセンスはありません。
 センスのない人間が、それに恵まれた人と同じ方法で勝負しても仕方がありません。私にできるのは

・まず自分が持っている情報や自分がやりたいことを把握する
・それを何度も見直す

の二つくらいです。あとは脳のどこかがアイデアを思いつくのに任せます。
 ここまで書いてきたようなことは以前から薄々気づいていたのですが、それを明確に言語化してくれた方法論が「赤毛の猟犬」だったのです。

アイデア大全

アイデア大全