Milindaの書斎

読んだこと、考えたことなどを書き留めます。外国語はたまに。

12歳たちの伝説


登場人物たちの意識は思いっきり「サヴァイヴ系」なんだけど、あまり陰惨な展開にはなっていない。書き手の技量が高いから暴力やグロや昼ドラがなくても読者を惹きつけられるのだろう(もちろん、児童書だから過激なシーンは書けない、という理由もあるだろうが)。いい作品だと思う。
しかし初出は2000年6月とあるから、宇野常寛さんがメルクマールとしている「911」「小泉改革」よりも前だな。