Milindaの書斎

読んだこと、考えたことなどを書き留めます。外国語はたまに。

放送大学TILその5



TIL記事には遠し番号をつけていますが、必ずしも「番号順=投稿順」とは限りません。あと、1つの記事には1つの科目のことしか書かないようにしました。

  • ヤーコブソン(1896-1982)の音声分析。音を「弁別素性」の束と考えたことが画期的であった。
  • アメリカの構造主義言語学。主唱者はブルームフィールド(1887-1949)。「構造主義」と名乗ってはいるが、ヨーロッパのそれとはあまり関係ない。
  • アメリ構造主義は以下の5段階で言語を記述する。まず言語の中にどのような音声があるかを調べ(音声学)、
  • 音声がどのように分類されるかを調べ(音韻論)、
  • 音韻がどのように組み合わされて単語になるかを調べ(形態論)、
  • 単語がどのように現実を切り取っているかを調べ(意味論)、
  • 単語がどのように組み合わされて文になるかを調べる(統語論)。
  • 以上の作業の目的は、未知の言語の「辞書」と「文法書」を作ることだった。言語を記述するための方法としては、アメリ構造主義のやり方はまだ生きている。
  • 生成文法と普遍文法。「構造」をもっとラジカルかつ動的にしたような発想である、と滝浦先生曰く。
  • 結局、ソシュールからチョムスキーに至るまでの言語学が考えてきたのは言語学という学問は成り立つのか? どうしたら他の学問から自立できるか?ということだった。「言語とは一つのシステムであり、それを解明するのが言語学である(他の学問にはできない)」というのが彼らの立場だったのだ。